Clubhouseとの出会い
2021年1月24日、いつものようにTwitterを見ていると、フォローしていたけんすうさんという方がこんなツイートをされていました。
この投稿を機に「Clubhouse」で検索をかけると、既にアプリを使用した方々の熱狂的な反応が次々と!
TwitterやInstagramなどの従来のSNSに関しては、広く普及してからやっと試してみるに過ぎなかった私。
今回はせっかくなら流行の黎明期をリアルタイムでしたいと思い、直ちにアプリのインストールを決意しました。

Clubhouseとは?【特徴5選】
Twitterの音声版などと例えられることも多いClubhouseですが、実際に使ってみた感想としては全く異なる印象を受けました。
ここでは、既にユーザーも多くわかりやすいTwitterと比較しながら、Clubhouseの特徴を5つ列挙していきたいと思います。
(比較対象としてClubhouseに近いダベル等の音声アプリを挙げるべきなのかもしれませんが、知名度の観点からTwitterと比較させて頂きます。)
招待制
Twitterが登録さえすれば誰でも始められる一方、Clubhouseを使い始めるには、アカウント登録後、既に使い始めているユーザーからの招待を受けなければなりません。

ITやベンチャー界隈から爆発的に利用者が増えているものの、1人2枠という初期招待枠の少なさゆえ未だ招待を受けることが難しくなっています。
私はTwitterで招待を受けていた知り合いの弁護士先生に連絡を取り、運良く2021年1月25日の夜8時ごろに使用を開始することが出来ました。
アーカイブが残らない
Twitterではタイムラインに投稿内容が残り、リアルタイムで投稿を目にすることが出来なくても後から追いかけることが出来ます。
対するClubhouseは、リアルタイムでトークが繰り広げられ、後から聴き直せるようなアーカイブ機能がありません。
ライブだからこそ味わえる臨場感と聞き逃したくないという心理から、ずっと聞き続けてしまいますね…。
ルームを作成して配信
誰もが自分のルームを作ることができ、リスナーはどの部屋で何を聞くか選ぶことができます。
スピーカー・リスナー共に好きなタイミングでルームを移ることが出来る点が気楽で良いです。
用意されているルームの種類は3種類あります。
- クローズドルーム:相互フォローしている人同士でのみ話せるトークルーム。
- ソーシャルルーム:モデレーターがフォローしている人のみトークを聞けるルーム。モデレーターがスピーカーに指定しない限り話せない。
- オープンルーム:誰でもトークを聞けるルーム。モデレーターがスピーカーに指名しなくても自分からトークには入れる。

コメント機能・リアクション機能がない
Clubhouseには、ルームに対するコメント機能やスピーカーに対するスタンプ等のリアクション機能がありません。
その代わりに画面右下には挙手でモデレーターにアピールするボタンがあり、モデレーターから招待されるとスピーカーとしてトークに参加することが出来るという仕組みです。

盛り上がりやすい反面スピーカーを多くしすぎると話がまとまりにくい傾向にあります。
逆にスピーカーを少なくしすぎると、リスナーからの反応が無い分盛り上がりに欠ける印象です。
普段なかなか話せない人と気軽に話せる
TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)以上に、初対面の人と絡む際のハードルが低いように感じます。
人数の少ないルームにおいては、全く初対面でもリスナーをスピーカーとして招待してくれる場面が多々ありました。
また、著名人の方と繋がれる可能性も他のSNSに比べて高いと思います。

光栄なことに落合陽一さんからのフォローを頂きました。

落合陽一さんのいらっしゃるルームに午前2時から報道ステーションアナウンサーの徳永有美さんが参加。ZERO×報ステの夢の共演。
午前3時過ぎまで、素人目からしても豪華な対談が実現していました。
詳しい内容には触れませんが、ニュース番組の裏側やテレビとネットとの関わり方など、興味深いお話がフラットに繰り広げられていました。
著名人のぶっちゃけトークが手軽に聞けるプラットフォームとしても、Clubhouseは貴重な存在といえるでしょう。
Clubhouseの今後
StandfmやVoicyなどの他の音声プラットフォームで既に活躍していらっしゃる方のみならず、芸能界・スポーツ界や経済界といった、あらゆる業界からの参入が予想されます。
企業・事務所・業界・国境など、あらゆる垣根が一気に壊れるきっかけとなることでしょう。
現在は招待枠が限られていることもあってか皆がルールを弁えて円滑に機能している状態ですが、広く一般大衆に普及するに至ると誹謗中傷等の問題が頻発してもおかしくありません。
今後、各国の法規制や利用ユーザー層がClubhouseのサービスにどのような影響を与えていくのか、注目の上環境の変化を楽しんでいきたいと思います。
本記事では取り急ぎ、Clubhouse使用開始後12時間ぶっ続けでアプリに浸って感じたことを記事にしてみました。
この感動は本当に体験してみなければわからないので、是非一度お試しください!
「クラハ」という略語(現在は私が勝手にそう呼んでいるだけですが…)を当たり前のように使う時代が来る日も近いかもしれませんね。
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